Webディレクターになりたいと思ったときに聞く話

データ活用, マーケティング

※2021年7月7日(水)に行ったウェビナーでお話したことの前半部分を、本ブログにアップしています。

【目次】
1. 素人からWebディレクターになった私の話
2. Webディレクターとはなんぞ
3. 私の考えるWebディレクターとは
4. だいたいの構図(チームの関係づくりが重要)
5.Webディレクターに必要な要素(まとめ)

1. 素人からWebディレクターになった私の話

大阪府大阪市出身、香川県在住の、41歳。
大学卒業時は、就職氷河期真っただ中。幸運にも住宅設備・建材の大手メーカーに就職でき、営業・積算・ショウルームで、アドバイザーを経験。29歳の時転勤で大阪から徳島ショウルームに着任し、その後31歳で退職。
今の会社との出会いは、『島好き集まれ!』という求人広告。採用となり、香川県の離島に住む人々や、地元コミュニティを取材し、サイトを作ったのがWeb制作にかかわる仕事の始まり。
一時離職するも、1年半後復帰。その間に勉強したプログラミング基礎知識と、過去の仕事で培ったスキルを活かし、日々クライアントさまの業績向上に何が必要かを考える日々を過ごす。
趣味は、自宅の古民家改造(大工)と畑仕事。

というプロフィールからもわかる通り、今の会社に勤めるまでは、Webの世界なんて全く知らない人間でした。
つまりは、
ド素人だった私が、この数年でWebのアドバイザーとして、大手企業様とお話ができるようになった経緯を、お伝えしていきたいと思います。

2. そもそもWebディレクターとはなんぞ

Webディレクターは、クリエイター達を率いる「指揮者」
Webディレクターの仕事とは、「Webディレクション」、すなわちWebサイトを制作するにあたって、Webデザイナー、プログラマー、ライター、SEO担当者など、様々な専門性を持つクリエイター達を統括し、そのサイトに求められる目的を達成することです。チームのメンバーを率いる「指揮者」のような役目と言えばわかりやすいかもしれません。またサイト制作の管理責任者として、制作スケジュールの設定や予算、進行、品質などの管理を行いますが、デベロッパーの人選、クライアントとの折衝、サイトの企画・立案など、所属する会社の規模や性格によって、Webディレクターの具体的な仕事内容や職務権限には大きな違いが見られます。

https://mynavi-creator.jp/blog/article/mission-of-web-directorより引用

とある通り、プロジェクト遂行のためにいろいろな役割の人を束ねるお仕事です。

3. 私の考えるWebディレクターとは

●専門知識が必要?

⇒もちろん、あるに越したことはないです。
けれども
私には、Webデザイナーとしてのセンスもエンジニアとしての技術も中途半端でした。
何ができるんだろうと悩みました。

●私の強みは何だろう

Webの業界に足を踏み入れて、7~8年。
とはいえ、一緒に働く先輩方に比べると、まだまだ勉強すべきことがたくさんあります。

ここで考えました。

『自分に無いものは、うまく組み合わせたらいい』

そうです。

上手に人の手を借りられる(言い換えると“束ねられる”)力があれば、ディレクターとしての役目は十分果たせるのです。

4. だいたいの構図(チームの関係づくりが重要)

↓のように、仕事は私一人でやっているわけじゃありません。協力体制が万全であればあるほど、スムーズな進行や依頼以上の期待に応えることも可能です。

画像1

チーム力を高めることが、自分にとってもクライアントにとっても、また一緒に仕事をする仲間にとっても、いい結果をもたらします。

5.Webディレクターに必要な要素(まとめ)

【常々気を付けていること】
・円滑なプロジェクト管理 はもちろん
・人を束ねるリーダーシップ が必要なのは前述の通り
・コミュニケーション術 これは何の仕事でも基本ですよね
・人の考えを引き出す力 

多くの場合 「○○なサイトを作ってよ」といった抽象的な表現での依頼が多いです。
こういった場合、クライアントにとってWebサイトの制作に携わるのは、初めての場合が多いです(上から”とりあえずPC詳しいしお前が担当な”と突如言われたり…)。となると、Webディレクターはクライアントよりは経験があるため、知識も対応力もあるはず。だからこそ、クライアントの依頼内容を言語化する力を持っています。
制作の数を経験することで表現方法を多く持つことも出来ますが、私はヒアリングをする時、全力で頭をフル回転させ、より多くの情報を齟齬なく読み取る努力をします。
さらに、言葉で表現できない時は、絵に描いて意思疎通することも大事です。

そうです、我々ディレクターは『翻訳家』なのです。

クライアント ⇔ 翻訳家 ⇔ 作る人(デザイナー・コーダー・エンジニア)

翻訳家の意味は、以下の2つがあります。
・クライアントの意図をくみ取り、作る人へ正しく伝える
・作る人の専門的部分をかみ砕き、クライアントにわかりやすく伝える

出来上がったときの「○○だと思っていたのに・・・」は、プロのWebディレクターとして決して聞いてはダメなセリフなのです。

素人でも、何歳でも、Webディレクターになることは可能です。
ただ、当たり前のことですが、何の知識もないのに(勉強する意欲もないのに)、Webディレクターは語れません。
いかに、自分に足りないものは何かを追究し続けることが大事なのです。
分からないことは調べる・聞く。本当に基本中の基本です。
(わからないまま進めた結果は悲惨なものです)

それから、軸となる自分のスタンスの確立も必要ですよ、ということをお話させていただきました。
私の場合は、コミュニケーション力に長けていることが長所なので、チーム力を高めることに力を注いでいます。

これから、Webディレクターになろうとしている人、Webサイト制作に携わっている人たちの、少しでも【仕事への意欲の後押し】になるといいなと思います。

この記事を書いた人

野々目 千夏 顧客開発部ディレクター
”調べる””聞く”インプットと、”話す””伝える”アウトプットのバランスは、心の平衡も保つ重要な要素だと考えています。

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