楽天への出店店舗運営において、経営者が気を付けるべきNG思考

Eコマース, マーケティング, モール

新型コロナウイルスの影響でEC参入を果たした企業の方も多くいらっしゃると思います。
ただ、実情はEC化を急ぐあまり様々な弊害が生まれているなんてことはありませんか?
今回はその中でも出店稼働数54,000店を超えた楽天市場の運営について経営者のNG行動をピックアップしたいと思います。

NG思考:その1
「とりあえず楽天にお店出して様子みてみよう。楽天は人多いから少しは売れるんじゃないかな?」

そこには、頑張ってオープンしたのに、誰も訪問してくれないと言った結果がまっています。
楽天自体に人気があるのは間違いありませんが、出店後に用意されている場所は検索しても誰も見つける事が出来ない闇です。

人気デパートで例えると1階化粧品売場や催事場などの華やかな場所ではなく、別館で人がほとんど集まらない不人気フロアの一番奥があなたの用意された場所です。
そして一等地を手に入れた店舗とあなたの店舗の家賃は同じなのです。

売れなかったら辞めたらいいという考えさえも、ただの養分になってしまうかもしれません。
そんなの嫌ですよね。

NG思考:その2
「結構売れてきたっ!売上が良けれとりあえず良し!!」

ECに置いてはカスタマー・事務処理や配送費、在庫管理費など意外と経費がかかります。
さらに楽天では競合対策のために、過剰なクーポンやポイントやセールで利益が出ていない事があります。
これらを粗利の中から賄って十分な利益を残さなければなりません。

ECに間違った力を注いだことにより、本業を圧迫するなんて事が無いようにしなければなりません。
利益率が低い小売業であれば楽天で儲けを出す事がいかに難しい事か分かると思います。

NG思考:その3
「出店1年目から黒字でなければならない!!」

これは楽天に限りませんが、よほど集客にすぐれたネームバリューのある商品でなければ初年度から黒字化は難しいでしょう。

まず集客には広告などでお金がかかってきます。
広告を打たずに小規模でのスタートにすることも可能ですが、その場合様々な経費が払いきれず赤字になる可能性があります。

さらに、人気店舗とはアクセス数やレビュー数の違いでアドバンテージは他社にあり、仮に同じ人数が来てくれたとしても売れる個数はレビュー数などに左右されますのでそこでも差をつけられてしまいます。

黒字化までに数年かかる事も珍しくはありません。

では、結局いまからは楽天に出店しない方がいいのかと言うと、そうではありません。
実際、楽天の集客力は魅力的で、2021年では楽天の月間視聴者数は5,370万人とも言われています。
正しく対策を講じることで楽天市場内での地位を確立できれば明るい未来も待っているのではないかと思います。

肝心なのは経営者自身がどうやれば集客できるのか、何年目から利益が確保できるのかしっかり理解したうえで、組織を動かしていかなければなりません。

社内に経験者がいなければ、弊社のような外部から招くのもひとつの手段です。
「担当者は、今の仕事と兼任で任せて大丈夫だろう。」という考え方もNG思考のひとつです。

お悩み事がのぞきましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

アド・セイル EC ソリューション チーム

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