事例紹介

中国・四国地方のたくさんのお客様の事業をお手伝いしています。

中国総合信用株式会社 様

中国総合信用株式会社 様

広告+フォームの改善でローンの申込数が3倍になりました。


アド・セイルはCRMサービス大手、シナジーマーケティング社の中四国のパートナーとして協業を行なっています。
今回、中国地方の銀行の保証業務を行う中国総合信用株式会社様に、これまでの課題とシナジーサービスの導入による改善についてお話を伺いました。

写真左より弊社マーケティングチーム宮宇地、中国総合信用株式会社大下様、シナジーマーケティング杉本様

課題

WEBフォームによるローンの申込数を増やしつつ、仮審査受付以降に銀行とデータをやり取りするフローを改善したかった。

対応策

シナジーマーケティングのCRMシステム「Synergy!」による申込みフォームの改善及びWEB広告による集客施策を実施いたしました。

成果

8割を超えていたフォームの離脱率が3割以下に改善、ローンの申込数が3倍に増加。

当時抱えてらっしゃった課題・社内での取り組み内容について

大下様:それまで使用していたフォームは視認性が悪く、入力しづらいフォームでした。そのため、多くのお客様から審査にお申し込みいただくために戦略を練るという弊社の役割役割が果たせていませんでした。

改善前申し込みフォーム

宮宇地:お伺いしたところによると、仮審査以降のデータのやり取りも煩雑でリスクを含んでいました。その状態で正確にスピーディな業務を行うことは難しかったのではないでしょうか。

大下様:申し込みいただいたお客様のデータを銀行側では確認できないため、銀行側での業務が遅れることがありました。また、弊社から銀行側へお申し込み内容を渡す作業をFAXで行っていたため、ヒューマンリスクが発生する恐れがあることも問題でした。

杉本様:御社が抱えていた課題の先には、システムの整備だけでなく、ローン申し込み者を増やすという目的があったので、その目的を意識して提案しました。

アド・セイル、シナジーマーケティングをパートナーとして選んだ理由

大下様:当時は、金融業界のシステム構築に特化しているシステムベンダーの話を聞くことが多く、安定した基盤を構築していただける信頼感こそあったものの、フォームの視認性向上や登録状況の分析に対してまで、支援いただけるサービスはありませんでした。今回、他業界におけるマーケティング支援実績のある、アド・セイルとシナジーマーケティングからいただいたご提案内容は、弊社の目的を汲み取っていただけているもので、感動しました。

杉本様:御社が抱えていた課題の先には、システムの整備だけでなく、ローン申し込み者を増やすという目的があったので、その目的を意識して提案しました。

宮宇地:提案の際には、当時のフォームにおける課題と改善案をお持ちしました。お客様の「登録しよう」という意欲を阻害する要因を一つずつ取り除いていく必要があると考えました。

「Synergy!」による業務の改善について

宮宇地:提案したフォームのデザインについての印象はいかがでしたか?

大下様:いただいたデザインは、入力項目の幅がゆったり取られていたり、入力ミスの内容がすぐに表示されたりとお客様に負担を感じさせないものでした。また、入力ステップや注意書きも考えられており、入力時にお客様が迷わない工夫がされていました。社内でも、非常に視認性がいいと評判でした。

改善後の申し込みフォーム

杉本様:あわせて、「Synergy!」の『多機能フォームオプション機能』もご提案させていただきました。

大下様:これまでのフォームでは離脱率が手作業でしか割り出すことができず、地味で大変な作業でした。提案いただいた多機能フォームオプション機能のおかげで、フォームの訪問数・登録数・離脱数・離脱ポイントが一つのレポートで確認できるようになりました。前は一日がかりだった分析と報告の作業が、画面キャプチャを取るだけで完了するようになったので、すごく助かっています。

導線解析マップ サンプル画面

導線解析マップ サンプル画面

宮宇地:今回、「Synergy!」で構築することで、お客様のフォームへの入力負荷の軽減だけでなく、金融機関に必要な高いセキュリティを保持しつつ、銀行様とのやり取りにおけるフローの簡素化ができるしくみを実現できたのも大きかったのではないでしょうか。

WEB広告施策について

宮宇地:WEB広告については銀行様とのやり取りでしたが、非常に大きな成果が出たと思います。

大下様:はい、ご提案にもあった、「まずはフォームの改善によって離脱率を軽減し、受け入れが整った上で集客を行う」という考え方は理にかなったものかと思います。

杉本様:成果が出ない例として、制作と広告とが違う会社で、それぞれが自分の担当分野のみ見ているというケースがあります。これに関しても、弊社とアド・セイルは連携が取れており、広告の成果分析について毎月ミーティングを行うなど、一貫したサポートができたのも強みかと思います。

今後の目標、取組みたい施策

宮宇地:今回、フォームとフローの改善をおこないましたが、今後取り組まれたいことはありますか?

大下様:引き続きローンのお申し込み数を増やす施策を行いつつ、ご契約いただいたお客様へのサービス強化を図りたいと考えます。契約後も接点を増やしてお客様との関係性を深め、保証会社としての役割を担うことで、銀行側のサポートができればと思っています。

杉本様:われわれが持っているCRMのノウハウを今後もご提供できればと思います。ローンご契約に至ったお客様の特性を把握し、今後は本申し込みに至る割合をさらに高められるような施策のご提案ができればと考えています。